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今さら聞けない!そもそも「格安SIMカード」って何?

「格安SIMカードで通信量節約!」「SIMフリー端末で快適な通信環境を!」など、巷では色々と聞くキーワード”格安SIM(シム)”。
実はよくわからないんだけど、どうやらお得なことはわかっているというあなたに、そもそも“格安SIMカード”ってなんだろうという疑問を解消するための解説をしていきます。
ぜひこれをきっかけに格安SIMカードを理解して、快適なデジタルライフを満喫しましょう!
目次
SIMカードについて
そもそものキーワード、”格安SIMカード”とは、”格安”な”SIMカード”のこと。
それじゃ、SIMカードってなんだろう?という方も多いと思います。SDカードやメモリーカードは聞いたことがあるけれど、SIMカードってなんだかとっつきにくいですよね。
SIMカードの”SIM”は、Subscriber Identity Module Cardの略なんです。なんだか難しいキーワードなんですが、直訳すると、”加入者識別用カード”という意味です。
要するに、通信サービスに加入している人を判別するための証明書といったところでしょうか。これがないと通信サービスを受けられないので、SIMカードがないとスマートフォンなどでの通信はできないんです。
なんで”格安SIM”がでてきたの?
これまで、ドコモ・au・ソフトバンクなどの大手キャリアによって、スマートフォンなど携帯電話の料金はある程度一定になっていました。
ただ、スマートフォンの料金って結構高くなっちゃう・・・という声もずっとありましたよね。(※筆者も多い時には月に数万円になってしまい驚愕したことがあります。)
そこで、登場したのが、BIGLOBEやOCNなどといった、大手プロバイダ(インターネットサービス提供)会社です。
これまで大手キャリアが使っていた携帯回線を借りる形で、独自の料金プランでSIMカードを販売しだしたのが始まりでした。これによって、いままでの携帯の料金よりも安くサービスが提供できるようになったのです。
※このような、キャリアから回線を借りてサービスを提供する会社は、「MVNO(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体サービス事業者)」ともいわれています。
結局どのくらい”格安”なの?
実は、格安SIMを使うことで、毎月の携帯代を半額以下にできるプランも多数あり、大幅な節約が可能なんです!
色々なプランがあるんですが、データ通信のみで言えば、月々500円からというプランもあるんです。これはちょっと感動ものですよね!
でも”格安”だけじゃ不安もあるんだけど・・・
確かに、安いだけでは不安があるのはその通りです!
ただ、この格安SIMに限っては安心材料があります。それは、みなさんがいまお使いのドコモ・auの回線を借りてサービスを提供されている点です。
先ほど書いたようにプロバイダがキャリアから回線を借りて独自サービスを提供しているので、その部分は安心して良いと思いますよ。
ただし弱点もあります!
と、ここまでは格安SIMにするしかない!という内容ばかりですが、念のため弱点も理解しておきましょう!
通話が割高になる可能性あり!
ほとんどの格安SIMは、通話料金が30秒20円ほどになります。長時間通話する人は、キャリアの料金のほうが安くなると思います。ただ、LINEの無料通話やSkype間での通話など、通話料金のかからない通話方法であれば問題なしです!
端末の種類に制限あり!
大手ドコモ・auなどの携帯キャリアの端末は、「SIMロック」という他社の携帯キャリアのSIMが使えない状態に設定されていることが多いです。ただ、「SIMロック」がかかった機種でも、もともとの携帯キャリアと同じ回線を利用している格安SIM(例えば、ドコモの端末を使っていて、ドコモ回線を借りている格安SIMならOK!)であれば、問題ありません。
携帯メールは使えなくなります!
いまや、LINEなどのやり取りが多いと思いますが、携帯メール(例えば、aaa@docomo.ne.jp)などのアドレスは使えなくなります。ただし、Gmailなどを使えばメールでのやり取りもできますので、ぜひ対処法を事前にチェックしておきましょう!
まとめ
さて、格安SIMカードについてざっくりと説明させていただきました!
簡単な計算にはなりますが、月々1000円携帯代を浮かせることが出来れば、年間1万円以上お得になります。
自分にあった格安SIMをぜひ見つけてみてくださいね!